14 ひとり歩きが遅い

Q.14
一人歩きが遅い
 1歳の男児です。3600グラムで生まれて、がん剤は9800グラム。発育は順調なのですが、やっとつかまって立つ程度でまだ歩きません。隣の児は2600グラムで生まれ、体重は9キロ足らずですが、もうヨチヨチ一人歩きをしています。歩行器などを使っていませんので、何か運動や訓練をした方がよいでしょうか。今から歩行器はどうでしょうか。

A.14
発達は正常の範囲で遅いくらいがよい
 何でもすぐ隣の児と比較するくせはよくありません。また何でも発達は早い方がよいというわけでもありません。赤ちゃんの発達は、一つ一つの段階を十分にこなしてゆっくり発達していくことが重要なのです。たとえばハイハイもせずに立つようになる子もいますが、このような場合は神経や協調機能が育ちきっていないため、不器用だったり落ち着きがなかったりする傾向にあります。早く歩かせようとすることは、歩くという足の機能だけは促進されるかもしれませんが、他の機能とのバランスが十分にとれず、体全体としての協調機能に欠けます。早く歩かせんがための歩行器の使用は、事故をはじめとして赤ちゃんの脊椎腰部筋肉の発育に悪影響を与える可能性もあるといわれ、あまりお勧めできません。それよりも、赤ちゃんがつかまり立ちできる高さのテーブルなどを置き、そのまわりで遊ばせるような環境作りの配慮が必要でしょう。
 発達の速度よりも一つ一つの発達の段階を十分にこなすように工夫してください。歩行はふつう早くて10ヶ月、遅くても18ヶ月くらいが正常で、むしろ遅いほうがいいと思うくらいがよいでしょう。

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