12
極低出生体重児の発育は?
Q.12
極低出生体重児の発育は?
在胎28週で1200グラムの体重で生まれました。3ヶ月半病院に入院し、経過は順調ということで、未熟児網膜症にもならずに喜んでいます。現在生後4ヶ月になり、体重も3キロをこえ、お乳もよく飲みますが、首がまだすわりません。両親もやや小柄ですが、身長とか体重も標準に追いつくでしょうか。このままやはり小さく育つのではないかと心配しています。また、未熟児は知恵遅れも多いと聞き心配しています。
A.12
2~3歳までに標準に追いつき発達も心配いりません。
胎内での発育は普通のようですから、何か突発的な原因で早産をしてしまったのでしょうが、生後の発育も順調のようです。
1500グラムよりも軽い赤ちゃんを極低出生体重児とよび、およそ3ヶ月も早く生まれていますので、生後4ヶ月で首がすわらなくても当然です。現在がちょうど生まれた時と思って今後の発達をみて下さい。当然一人歩きも標準から4ヶ月おくれてあたりまえで、体重、身長も、2歳かおそくとも3歳までには標準に追いつくでしょう。知恵おくれに関しては、確かにひと昔前までは、未熟児で生まれると知恵おくれになるといわれましたが、最近の進んだ医療のもとでは、生後から十分な治療がなされていれば、まず問題ありません。入院中の経過も順調のようですし、未熟性のみで知能がおくれるということはなく、これも2~3歳で追いつけば良いと楽観的な気持ちで育ててください。1000グラムない超低出生体重児でも4~5歳で体重、発達も標準に追いついていきます。 胎内での発育が悪かった子や、生後いろいろな合併症を生じた場合は、そのための異常を残すこともありますが、いずれにせよ定期的な検診を欠かさず受けてください。
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